部屋にぴったりのラグを見つけましょう
ラグはどんな家にも合う実用的なアクセント。部屋のトーンやスタイルを決めるのにも、よく使用されます。美しさという観点はさておき、ラグには数多くのメリットがあります。部屋に快適さを加えるだけでなく、摩耗や傷から床を守り、居心地のいい空間を作るのに一役買ってくれます。
デザインという点で考えると、ラグは簡単に部屋の見た目を変えくれ、便利です。何年も同じラグを使用しているという人は多いでしょう。だからこそ、自分にぴったり合うラグを購入することはとても重要です。数多くのラグが販売されていますが、部屋に合う完璧なラグを見つけるのは骨が折れます。どんな素材のラグを選ぶべきなのでしょうか?どんなサイズのラグが必要になりますか?あなたのスタイルに合ったラグはどんなものでしょうか?この記事では、あなたの部屋に最高に合うラグ選びについて、ご紹介します。
様々なタイプのラグを見ていきましょう
ラグは部屋を完成させるだけでなく、それに触った時の感触や置いた感覚で決まります。でも、ラグ選びにはセンスが必要とされるもの。部屋の飾りや必要な機能に応じて、違うラグを選ぶことができます。様々な種類のラグを見てみましょう。
編みラグ
編みラグは、製造に手間をかけているため、少し高価になります。でも、強度や耐久性は編みラグに勝るものはありません。動線が集中するエリアに使いたい場合に必要になるアイテムです。カラフルな編み目は、個性的な柄に仕上げるために使用されます。ラグの品質は1平方インチあたりの編み目の数に対応しています。洗練されたデザインのラグは、編み目の数がより多いのです。
ふさ飾りつき
キャンバスフレームを使用して作られたふさ付きのラグは、足裏の感触も最高です。これらのラグは、カンバスフレーム上に作られたパンチングウールで、裏面に布を施すことで、使用を重ねても形状を崩すことはありません。耐久性にも優れています。耐裂性があり、滑らかな質感が特徴です。個性的な柄やデザインを見せるのも魅力的。
織りラグ
コットンブレンドで作られた織りラグは、長年使用できるだけでなく、価格も手ごろなのが魅力です。手織り、また伝統的な織機を使って作られています。各編み目の並び目は綺麗で、幾何学模様にデザインするのにベスト。
ラグに最適な素材は何ですか?
大半のラグは、純粋なウールで作られています。しかし、使用される編み糸の種類は、感触、色、質感と同様にラグのデザインや柄に影響を与えます。以下からは、オンラインでラグを探す際に選ぶことができる、様々な素材を詳しくみていきましょう。
ウール
天然で耐久性を備えたウールは、ラグの中でも最も人気の素材です。汚れに強く、足元が柔らかく、また吸音性も備えています。ウールで出来たラグは、アパートでの暮らしに最適です。ウール素材は美しくマットな仕上がりで知られています。織りやタフト加工、結び目など、幅広い見た目に仕上げることができます。北欧スタイルに合う素朴で自然な仕上げにも合っています。染め、ウールは、空間にポップな色合いを追加します。
コットン
コットン製の服と同様に、コットン(綿)で作られたラグは、ラグの素材としてぴったりの、幅広い品質に仕上がっています。お手入れが簡単で、通気性もあり、形状もよく保たれています。コットン製のラグを使用すると、こぼれから生じる歪みや損傷は少なくなります。綿はポリエステルやウールといった他の素材を一緒に使用することで、より耐久性のあるラグになります。素材の密度、コットンのマット仕上げで、モダンな空間に最適。
サイザル
サイザルで作られたラグは最も耐久性があります。廊下や玄関、キッチン、リビングルームといった動線が集中しやすい空間に最適です。サイザルは、自然のままに残しておくことも、様々な色で染めることもできます。耐用性に加え、サイザルのラグは空間にあたたかみを加えます。
ジュート
金色の麦のような色調で知られているジュート素材で作られたラグは、部屋にナチュラルな雰囲気を与えます。手織りにすることで、さらに素朴に見えます。この素材が持つ、凸凹とした頑丈な質感は、コットンと相性抜群。対照的な色合いのデザインを生み出します。ジュートラグも頑丈で、動線が集中する場所に最適です。
自分のスタイルに合ったラグを選ぶ方法
自分が作り出したい見た目に応じて、様々なスタイルから選ぶことができます。最も人気のあるスタイルから、詳しく見ていきましょう。
伝統的なラグ
このスタイルのラグは、見た目が美しというわけではないのですが、長持ちするのが特長です。時代を超えた美しさを備えた伝統的なラグは、ダイニングルームやリビングルームに最適なセンターピースとして、空間を整える目的でよく使われます。通常、ウールのような柔らかく、耐久性のある素材から作られており、その他の素材や組み合わせにも使用されています。伝統的なスタイルのラグは、お部屋にあたたかさを加えたい方に最適。
モダンなラグ
モダンスタイルのラグは、柔らかく、大胆なデザインが魅力。様々な色、質感、素材など、洗練されたラインや美しい色調が特徴です。こうしたラグは、その空間に与えるダイナミックな雰囲気を備えているため、世界中で愛されています。また様々な家具、またインテリアスタイルと合わせることもできます。ミニマルなでデザインのお部屋やモダンスタイルの家などにマッチします。
どんなサイズのラグが必要になりますか?
正しくサイズを選ぶことで、購入したラグを部屋に合わせることができるようになります。小さすぎるラグは選ばれないでしょう。空間をまとめるのではなく、バランスを重視します。家具の間の空間を覆うようなラグを選ぶ代わりに、椅子や ソファ の脚の下に敷くラグを選んでください。適切なサイズを選択するのに必要なガイドラインをいくつかご紹介します。
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正方形また大型の長方形 :こうした形のラグは、部屋の中心で存在感を示します。そのほとんどが、リビングルームやダイニングルームに敷かれています。通常、家具の下に敷かれ、数インチ重なっています。
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正方形または中型の長方形 :こうしたラグは、玄関や廊下に理想的で、摩耗や傷から床を保護してくれます。ちょっと空いてしまった隙間を埋めるのにも活躍します。
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円形 :部屋の中心に置いたり、またコーヒーテーブルの敷物として使うこともでき、大活躍の形。どんな部屋にも素晴らしいセンターピースとして機能します。
小さなラグ、また大きなラグのどちらを選んだらいいか分からない場合は、大きなサイズのラグを選んでください。
部屋のタイプに合わせて、ぴったりのラグを選ぶ。
空間に合う新しいラグを選ぶ方法には、もう一つ効率のいい方法があります。それは、部屋単位で買い物を進めていくこと。以下では、リビングルーム、ダイニングルーム、寝室、そしてキッチン向けに、候補となる様々な種類のラグを見ていきます。
リビングルーム用ラグ
リビングルームでは、忙しい1日を終え、まったりした時間を家族と過ごしたり、友人をもてなしたりするでしょう。だからこそ、リビングルームはよりあたたかみがあり、できるだけ快適な空間に仕上げることが大切になります。これには、ラグが大活躍します。部屋にある全てのものを一つに統合するようために加える、アクセントとなる質感を加える役割を果たす、その部屋を象徴するようなものやエリアラグが必要になるかどうかを決めてください。
明るい色合いのラグは柔らかくあたたかい輝きを加えるため、リビングルームにもってこいです。暖炉やソファーの前に、贅沢なラグを置くこともできます。お部屋の見た目を引き上げるだけでなく、ペットが快適に昼寝できる場所にもなります。ステートメントピースには、何らかの方法で注目を集められる限り、豪華で厚手のラグは必要ないでしょう。
ダイニングルーム用のラグ
ダイニングルームには、ステートメントラグがおすすめです。生き生きとした色合いではないものでもいいかもしれません。通常、ラグの素材に注目して選ぶ必要があります。その色や柄ではありません。ダイニングテーブルと完全にマッチする、あるいは少なくとも傾向が合うトーンを選びます。ダイニングルームに存在感あふれるラグを選ぶ、いい方法です。ダイニングルームもしくはリビングルームが、一つの大きな空間になっている家にお住まいであれば、その空間を2つに区切るラグを選びましょう。
ダイニングルームのラグを選ぶ際に、そのラグはテーブル合う実用的なサイズかどうかを念頭に置いてください。自分のダイニングテーブルよりも大きいサイズのラグは選ばないでください。スライド式の ダイニングチェア に必要となるスペースも、十分にプランしておく必要があります。来客の際も、各ゲストの椅子の脚がラグから落ちてしまうことはないか、しっかりとテーブルに近づけたり、あるいは話しても大丈夫なスペースがあるかどうか、また上にのせた家具が動きやすい素材かどうかにも、着目しましょう。
ベッドルーム用ラグ
寝室に置くラグを選択する際は、快適さと部屋のインテリアに上手くマッチするかどうかに注目して、選んでください。ステートメントラグを選ぶのもよいかもしれませんが、寝室に主役はあくまでもベッドです。寝室にもっとも人気のあるラグはエリアラグです。ベッドの周りを囲むような、範囲が18インチのラグを選んでください。ベッドの周りにも十分にラグがあることで、足を下ろすことができます。
ベッドの代わりを覆うラグの範囲はより広いため、手頃な価格のラグを選ぶことをおすすめします。もしもう少し予算を確保できそうなら、実用性と装飾の両方を考えて、厚手のラグを選ぶとよいでしょう。シャギーラグも、断熱性を備えています。
キッチンラグ
キッチンラグを選ぶ際に覚えておいて頂きたい大切なことは、その機能性です。厚手のラグは、吸収性が非常に高いことから、ベストな選択とはいえないでしょう。飲み物をこぼしたときのことを考えると、ジュート製のラグといった、目の詰まったラグを選ぶようにします。
キッチンには、ロングランナーも最適です。センターを、部屋の様々な家具を遠ざけつつ、快適さと暖かさを与えてくれます。タイルを敷き詰めているキッチンフロアの場合は、柔らかいラグを選びましょう。タイルの冷たさをカバーするクッションとして機能します。ラミネートタイプのフロアリングだった場合は、淡い色合いのジュートラグを選んでください。
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