DIYやリフォームに最適なソーホース(ノコギリ台)を見つけましょう
ソーホースは、木材や板を切断する際の支えとして使用する道具で、A型フレームの脚で支えられた水平の板を上部に1枚備えたシンプルなデザインです。カッティング作業中に木材を安定させるため、よく2台で使用されます。非常に柔軟性が高く、動かしやすいのが特徴。ニーズに合わせてカスタマイズすることもできます。
マーケットには非常に多くの種類のノコギリ台が販売されており、最適なものを選ぶのは至難の業。全てのソーホースが同一であるわけではありません。材料や積載量、高さが異なります。このガイドではニーズに合うソーホースを選ぶ手順を簡単にご紹介します。
どのような素材を使用したソーホースを選べばいいですか?
ソーホースには、木材、金属、プラスチックなど、さまざまな素材を使用したものがあります。それでは、最適な作業台選びに役立つ、様々な素材を詳しく見てみましょう。
木(ウッド)
ソーホースの材料として最もポピュラーなのは木材です。他の素材と違って、木は加工がしやすい素材です。耐荷重に優れており、重いものを載せても壊れません。木製のソーホースの大きなメリットは、ノコギリの刃がプレート面に当たっても、刃を痛めないことです。ただ特に硬い木の素材で作られている場合、木材はかなりの重量になります。針葉樹は軽量ですが割れやすいのがデメリットです。脚が完全に折りたためるモデルもありますが、木材を使ったものは、加工が難しいため、あまり見つかりません。
金属(メタル)
金属製のソーホースは、硬く、頑丈で、耐久性を備えているのがポイント。重く、頑丈な素材の加工、また厳しい作業環境にも最適です。金属製の作業台のほとんどは、高さが調節可能で、折り畳んで簡単に収納することができます。幅広く使えるソーホースをお探しの方におすすめです。金属製のソーホースの中には、機能が追加されているものがあったり、クランプや工具を収納できるスペースを備えたりしているものもあります。唯一の欠点は、木やプラスチック製のものに比べ重いことでしょう。また金属とノコギリの刃が誤って触れてしまうと、刃が損傷してしまう可能性があります。刃を切断する際に注意する必要があります。それでも金属製のソーホースは、プロの方やDIYを楽しむ方にはおすすめです。
プラスチック
プラスチック製のソーホースは非常に軽量で、動かしやすいのがポイントです。ただ、重い板やボードをしっかり支えることはできないため、厳しい環境での作業場には適しません。合板の切断やスプレー塗装といった、簡単な作業に最適です。ほとんどのプラスチック製のソーホースは折りたたむことができ、収納が簡単。一部のモデルには、クランプや作業に必要な工具を収納しておける追加の機能を備えたものもあります。
耐荷重
耐荷重とは、ソーホースが支えられる重さを指します。ソーホースの荷重力は、軽いものから、重いものまで様々あります。自分のプロジェクトに合った積載量のソーホースを選ぶことが重要です。
もし、大きな丸太を扱う作業であれば、より頑丈で強度の高いソーホースを選ぶようにしましょう。特に、金属は硬木でつくられたものがベストです。しかし、もし塗装といった簡単な作業でしか使わないのであれば、軽量のソーホースがおすすめです。これはプラスチックやソフトウッドで作られたものを選ぶようにしましょう。実際に購入する前に、ソーホースの耐荷重については必ず調べるようにしてください。
ただ、製造会社によって、ソーホース単体の耐荷重を表示するものもあれば、ペアで組み合わせたときの耐荷重を示しているものもあるため、ご注意ください。例えば、定格荷重がソーホース1台あたり300キログラムと記載されている場合、ペアの定格荷重は600キログラムとなります。
高さ
ソーホースには、さまざまな高さのものがあります。間違った高さを選ぶと、腰に負担がかるだけでなく、間違った姿勢で作業することになり、腰を悪くしてしまうことがあります。必要なソーホースの高さは、自分の身長に合わせて決めるとよいでしょう。ほとんどのソーホースは高さが決められており、高さが固定されたノコギリ台を好む方も多くいらっしゃいます。
もちろん、高さ調節可能なソーホースも見つけることができます。自分が快適に作業できる高さにノコギリ台を調節することができます。自分に合ったソーホースの高さを決める際には、背中の中心から床までの距離を測ってもらうとよいでしょう。
ポータビリティ
作業場で働いている場合、持ち運びできるかどうかは重視されないかもしれません。もし移動の多い作業や仕事をする場合は、ポータビリティが重要になります。ソーホースのポータビリティに影響を与えるのは、重さとサイズの2点です。
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重量
より重さのあるノコギリ台は、軽量の台と比較し、持ち運びは簡単ではありません。ただソーホース自体の重量は、耐荷重とは関係ないため、軽量でありつつも、耐荷重性の高いモデルを選ぶとよいかもしれません。
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サイズ(寸法)
折りたたみできる脚がついたソーホースがあり、このタイプだと簡単な運搬と収納が可能です。フルサイズのソーホースを運搬するのは難しいでしょう。そのため、楽に持ち運びできるものをお探しの方は、折り畳みできるソーホースをお選びください。
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